歯と家の共通点とは?
どうも皆様、ご無沙汰しております。
つきやま歯科井尻本院院長の三ヶ尻です。
気づいたらブログ更新が止まって1年経っておりました。
また、再開いたしますのでよろしくお願いいたします。
『歯の大切さ』を伝えるのは、『なかなか難しい』と思いながら
日々、診療をしています。
そんな中、わかり易い!と感じた例えがあるので、皆さんに紹介したいと思います。
実は歯科治療は、家を建てることに似ています。
家を建てるのにも、様々な段階がありますが、その中でも、私が特に重要と思う部分は、基礎工事です。
(木々を伐採し、石や雑草を取り除き、土地をならし、固め、そこに柱を建てるという段階です。)
この段階をきちんとしないと、この上に豪華な建物を作ったとしても、
すぐダメになってしまうからです。
家造りと歯の治療での共通の基礎工事部分は
①石や雑草を取り除き、土地をならし、固める
→ブラッシング指導と歯茎の中の歯石取りとクリーニングによる歯周病治療
②家の柱をきれいに掃除して作り、立てる
→歯根(歯の土台部分)の中の細菌の駆除を行い、長持ちさせる根管治療
がこれに当たります。
つまり基礎工事の部分、歯の埋まっている部分(歯茎と歯根)の治療が終わった後に被せものをしないと、
すぐダメになってしまうということです。
歯茎と歯根の治療は、とても地味、かつ時間がかかり、又、なかなか目に見えないところなので軽視されてしまいがちですが、家造りと一緒で、
『長持ち度合いが全く違ってくる』と言う事を理解していただけたのではないでしょうか。
つきやま歯科医院の治療は、よく時間がかかると言われますが
それは、基礎工事の部分をしっかりやることに重きを置いているからです。
今後も一緒に頑張っていきましょう。