若手歯科医師による若手歯科医師のためのセミナー
天も地も躍動の春です。つきやま歯科医院 福岡審美歯科・インプラント・再生医療センター総合診療医 嘉村康彦です。
さて先日(2月24日)株式会社ギコウさんに立派な会議場を準備して頂いて、セミナーを行いました。 参加者は福岡市,大野城市、久留米市、遠くは鹿児島県から大学病院勤務医、開業医院長、勤務医と様々でした。その中の10名程が自由な演題にて発表を行いました。発表はそれぞれ20分、質疑応答10分と限られた時間ではありましたが、各々が準備に準備を重ねたプレゼンテーションで、かなり内容の濃いものでした。
つきやま歯科医院からも総合診療医3名(私含め)が参加し、それぞれ発表を行ってきました。当院総合診療医の梶谷先生は『歯周病の外科治療』について、 乗富先生は『SH療法という矯正治療』について、 私は『つきやま歯科医院の取り組み、そしてあるべき歯科医療』について発表を行いました。
発表中の当院総合診療医 梶谷啓介先生
我々歯科医師は大学教育でむし歯の治療、歯周病の治療に関してはしっかりと習い、 臨床教育の場においてもむし歯はどのように削り、詰め物をするものかを学んできました。 もちろん精度の高い治療は必須ですが、もっと大切なものが欠如しているのではないか? ということについて話をしてきました。大切なものとは何か?それは疾病のプロセス、 つまりなぜむし歯になってしまってか?を追究し、むし歯、歯周病の芽を摘むこと、 そして健全な歯、歯肉、歯槽骨を生涯維持継続することです。
「歯医者さんは痛み、何か困り事がある時に行くところ」ではなく 「健全な状態を維持、継続するために行くところ」です。これが当たり前の考えになるよう、つきやま歯科医院では日々臨床、診療に励んでいます。