次世代を担う若い歯科医師や歯科衛生士に夢と希望を
福岡審美歯科インプラントセンター つきやま歯科医院 総合診療医 嘉村康彦です。先日歯科臨床家のための総合学術誌クインテッセンスにレポート執筆しましたので紹介します。
8月25日、26日の二日間、日吉歯科医院(山形県酒田市)にてオーラルフィジシャンセミナーが開催されました。私自身、山形に降り立ったのは初めてのことでしたが、予想通りとても自然豊かな場所でした
Oral(オーラル):口腔、Physician(フィジシャン):内科医→直訳すると「口腔内科医」です。「口腔外科医」は聞いたことがあっても「口腔内科医」は聞いたことがない方が多いかと思います。「口腔内科医」とは口腔二大疾患である齲蝕と歯周病に対して、検査に基づいて治療計画を立て、患者さんの口腔内を生涯に渡って、疾患の発症と再発を予防する人材です。「口腔内科学」は歯科先進国であるアメリカ合衆国においては歯科医学における最も重要な一つの分野を占めているにも関わらず、日本での認知はいまひとつで歯科医師は予防というより、歯の大工(≒口腔外科医)というイメージを持たれているかと思います。
オーラルフィジシャンセミナーは「真の患者利益とは何か」という歯科医療の本質に目を向け、次世代を担う歯科医師に夢や希望を持って歯科医療に取り組む姿勢を養うことを目標としたものです。当院では「真の患者利益」を「一生涯、健全な自分の歯で食べて、話せて、笑い、それにより生活の質が向上すること」と定義しています。そのためには予防を基礎とした診療が必要です。
つきやま歯科医院ではみなさんに世界水準の予防、治療を提供すべく奮闘中です。西日本から従来の日本の歯科医療を変えるためには、我々のみではなく、みなさんのご協力も不可欠と考えています。