中学校訪問
つきやま歯科医院 専門医療 歯科衛生士 山崎千衣です。
2014年 あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
去る2013年12月12日に公立中学校で口腔衛生指導をおこないました。
伺った学級は適応指導教室といって、不登校生徒を対応している学級です。
なので、数人の生徒に向けお話をさせていただきました。
『歯なしにならない話』というテーマで行いました。
歯の大切さを知ろうと言うことをめあてとし、
歯は食べることだけに必要なわけではなく、話をすること、見た目、印象に大きく関係するという内容でお話をしました。
話の後、プラークを位相差顕微鏡で見たり、赤染め、ブラッシング指導など実習も行いました。
生徒たちに加えて、担任の先生や興味のある先生にも参加していただき、
一緒になって手鏡で染まった部位を確認したり、フロスを練習してみたり
夢中になって歯磨きをしていました。
最後に、まとめとして口の中の病気は、不自由を感じないと大切さが分からない。分かった時には手遅れということ…、今、歯があるうちから予防をすることの大切さを伝えました。
質疑応答では、生徒だけでなく先生からも質問がでたり
歯・口腔内に興味を持ってもらうきっかけとなる授業となりました。
帰りには、『昼休みの最後の5分間、歯磨きの時間を作ろう!!』
と、はりきっている声も聞こえてきました。
翌日いただいた感想文には『歯医者に行く』『美しい歯にする』
など、中学生らしい表現で目標が書いてありました。
臨床とは違う指導に、少し戸惑う反面、私たちが伝えていきたい事を
純粋に吸収していく生徒たちに、もっと教えてあげたいという気持ちになりました。
今回は少人数向けの口腔衛生指導となりましたが、
今後は小、中学校や、職員など地域に向けて、
正しい情報発信ができるよう努めたいと思います。