センター長:海外研修に行ってきました: Part II. ヒューストン@テキサス州
つきやま歯科医院 福岡 審美歯科・インプラント・再生医療センター センター長 築山鉄平です。
海外研修パート2は世界最高の歯周病専門医の1人Dr. Michael McGuireのオフィスでの研修です。コース前に様々な論文課題とトピックプレゼンテーションの課題が課せられており、コース開始前から大変充実した時間を過ごしてきました。
Dr. McGuireはアメリカ歯周病学会の会長を歴任された権威ある方ですが、診療の質も非常に高く、また彼のオフィスはFDA(日本の厚生労働省に相当)が認定する臨床研究施設でもあり、大学病院以外の開業医院でこの立場にある医院は全米広しといえどもDr. McGuirenのオフィスのみ。唯一無二の存在です。学術的にも1991年に発表され世界中で引用され続けている「治療の予後」に関する論文を初めて科学的に解きほぐした先生としても著明で、現在でも歯周病学の礎石となるような論文を発信し続けている先見性には感服致します。
広大な敷地の中のPerio Health Professional医院。
医院の門をくぐると心憎いハローウィーンの演出でお出迎えです!だれがセンター長かわかりますか?
5日間のコースは座学、ライブオペ、実習、発表のオンパレードで5日間のヒューストン滞在でしたが自由時間は殆どありませんでした。それだけ濃密な時間を過ごす事ができたといえますが、それだけでなくDr. McGuireオフィスの設備、環境、スタッフの意識の高さ、技術、診療哲学全てに超一流を感じました。
ライブオペの通訳をするセンター長
課題の発表をするセンター長
修了証授与式:Dr. Scheyer, Dr. McGuire,センター長、宮本貴成先生(左から)
どういう形であれば日本でもこのような世界規準の基礎、根拠(evidence)に則ったプログラムを開設できるか、非常に参考になる今回の海外研修でした。日本特有の職人気質に、よりサイエンスに基づいたアプローチが加われば日本の歯科医療は世界に誇るべきものになると信じています、
今後、2、3年のつきやま歯科の「活動」にどうかご注目ください