センター長:タフツ大学同窓講演会で講演
つきやま歯科医院 福岡審美歯科・インプラント・再生医療センター センター長 築山鉄平です。
去る6月5日、タフツ大学歯学部(米国ボストン)で同窓講演会が執り行われました。2006年〜2010年末まで約4年半過ごした学び舎ですから、訪れるだけで当時の事が走馬灯のように想いかえされます。在学当時は言語の不自由さはもちろんの事、勉強も診療も過酷だった想い出ですが、卒業してから訪れるボストンや母校は格別です。
雨男に似つかわしくなく滞在期間中は快晴で、6月は1年を通して最も美しいシーズンを満喫する事が出来るボストン。試練を共に乗り越えてきた友人と親交を温め、またお互いの近況を報告し合って刺激を与え合える戦友は一生の宝です。
肝心の講演会ですが1日中で演者は午前中4人、午後4人、合計8人。あるトピックに基づき講演をします。そして、与えられた患者さんの情報を元に治療計画を討論するという内容。私は午前中3番目のスピーカーとしてタフツ大学で培った事、今つきやま歯科医院で行っている歯科医療の内容を、短い時間ですが全力を注ぎ込んできました。ディスカッションでは米国の歯科大学で最も伝統、権威、実力をもつペンシルバニア大学歯周病科で以前歯周病学講座のトップを勤められたDr. Weisgoldから「完璧である」と賞賛のお言葉を頂きました。
プレゼンテーション後のレセプションパーティでは今までに無いくらいの反響で、多くの海外講演のお誘いや非常勤講師依頼などを頂き幸運を感じる一方、いかに質の高い「教育」が日本にあればなと改めて痛感させられるひとときでもありました。
こういう発表の機会を与えてくれたタフツ大学委員会の皆さんと留守を守ってくれたスタッフに感謝の念を心から表したいと思います。ありがとうございました。
登壇中のセンター長
ペンシルバニア大学歯周病学講座 臨床教授 Dr. Arnold Weisgoldと